JA:Key:informal

informal
説明
意図的に計画されたり、正式に設定されたりしていない、非公式な地物 
グループ: 属性
適用できる要素
状態:事実上の標準

この属性は、地物が目的を持って設立されていないことを示します。主に歩き道に使われていますが、他の種類の地物と組み合わせて使われることもあるでしょう。非公式な歩き道のよくある例として、けもの道があげられます。

たいていの種類の地物について、informal=yesoperator=*とは互いに排他的です。もしある地物(遊歩道やキャンプ場など)に運営者が存在するならば、定義上それは非公式ではありえません。逆に言えば、非公式であるということは、公式に運営している実体が存在しないということです。

もともと非公式だった小道やその他の地物が、あとから管理者が責任を持つようになる(路面を整備したり、維持作業を実施したり)こともあります。その場合、非公式という性質は失われ、このタグは取り除くべきです。逆にかつて維持されていたもののその後放置されたり廃止されたりした地物が、それでもなお利用されている場合には非公式になったといえるかもしれません。(放置されてから長年経っている地物の場合、もともと意図的に設立されたものであるのかを現場で判断することが困難だったり不可能だったりするかもしれません。)

informal=yes としてタグ付けされた地物は、全く保守されていなかったりします。経路探索では優先度を低く考えられたりするかもしれません。

Examples

Example Mapping Description

highway=path
+ informal=yes

意図的に作られたものではないが、多くの人々が通ることで確立されたはっきりと目に見える小道

highway=footway
+ informal=yes

多くの人々が同じ場所を通り抜けることで作られた歩き道(たとえば公園内など)
piste:type=downhill

+ informal=yes

公式に管理されたゲレンデではないが、スキーヤーが頻繁に使う斜面

併用されるタグ

See also

  • path=desire けもの道であることを明示的に示す別のやり方
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