JA:Key:entrance

entrance
説明
入口・玄関の位置を示します。 
OSM Cartoでのレンダリング
グループ: 建造物
適用できる要素
よく併用されるタグ
状態:承認

entrance=* キーは、建物または(動物園やテーマパークなどのような)囲まれたエリアに入ることのできる位置を記述します。入口の重要性や種類を記述するために、様々な値が使われます。入口のノードは建物やエリアのウェイ上(つまり輪郭上)に配置してください。

タグ building=entrance は非推奨になりましたが、未だに広く使われています。2012年12月に entrance=* が古いタグに追いつきました。詳しくは taginfo の比較 を参照してください。

タグ付け

キー 要素 コメント レンダリング 写真
entrance yes その位置に入口がある。
entrance main 建物や閉じた区域の玄関で、買い物客や顧客が中に入るところです。ショッピングモールなど建物の種類によっては、玄関が複数あることがよくあります。
entrance service 建物や囲まれたエリアの裏口で、多くの場合、従業員や配送のためだけに使われる。
entrance exit 建物の出口専用のもので入口ではない。これは古い値であり、exit=*の使用を検討のこと。
entrance emergency 非常口は火災時に建物の外に一方通行で出るためにある。しばしば火災警報器と組み合わされる。これは古い値であり、exit=emergencyの使用を検討のこと。
entrance staircase[1] 階段の扉。
entrance home[1] 民家の扉。 民家の扉。戸建てやマンション。

誰が入れるのかを説明するために access=* 値を使ってください。

  • access=yes 公式に誰でも出入りできます。
  • access=delivery 顧客から、または顧客に物品を集配送するために出入りします。
  • access=private 鍵やキーカードなどに類似するもので出入りします。追加のサブタグについてはこちらを参照してください。
  • access=no 出入りはできません。

建物または囲まれたエリアから出るときに鍵を必要としない場合は、これに exit=yes を付けてください。このタグは出るときの規則と入るときの規則が異なっている場合に意味を持ちます。

アクセシビリティの組み合わせ

  • 車いす利用者が使える入り口を説明するときは wheelchair=yes を使います。
  • 車いすルート作成のための小さなドアを示すために width=* を追加できます。
  • 車いす利用者と視覚障碍者に警告するために automatic_door=yes を追加できます。

レンダリング

入口と住所

主な記事:JA:住所

住所が建物全体ではなく、個別のドアや入口に関連付けられている場合は、 entrance=main/staircase/homeaddr:housenumber=*addr:street=* タグをドアまたは家屋に通じるメインの入口に追加する必要があります。ドア「内側」の番号を記すためには ref=* を使います(いくつかのドアがある「外側」の住所と混同しないようにするために addr:housenumber=* を使う必要があります)。addr:housenumber=* は1つの入口を、 ref=* は(ドアや業務用の入り口など)複数の入口を記すことができます。

ドア内部の部屋の番号を記すには addr:flats=* を、たとえば addr:flats=1-20 のように使います。もし、ドアの後ろに部屋が1つしかない場合は、番号を値にして addr:flats=14 のようにします。また、番号に欠落がある場合は、セミコロンを使って addr:flats=3-7;10;14;16-18 のようにします。

関連項目

脚注

  1. 1 2 このタグは 元の提案ではないが、広く使われている。
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