JA:Tag:natural=tree

追加のタグ

• leaf_type=broadleaved/needleleaved - 葉の種類（broadleaved=広葉樹/needleleaved=針葉樹）を記述します。
• type=broad_leaved/conifer/palm - 注意: リレーション以外の要素で type=* を使うべきではありません。（代わりに leaf_type を使ってください）
• genus=* - 属の学名 (学名の最初の部分)。species=* を付与した場合、このタグは付与しなくてもかまいません。
• species=* - 種の学名 (一般的に ラテン名 として知られます)。 各ローカル言語用の名前空間を利用してください (記述例を参照)
• taxon=* 分類学的なレベルを表現する学名 例. 目(order), 科(family), 属(genus), 種(species), 亜種(sub-species), 栽培品種(cultivar)
• sex=male/female - 種によっては、雌雄異株 (dioecious) である樹木もあります。つまり、個体によって雌雄どちらかの花しか咲かないということを意味します。柳の木 (willow, Salix)がその良い例です。
• circumference=* - 幹の外周(地表から1.3mの高さで測定)。単位の表記が無い場合にはメートルとみなされます。
• height=* - 樹木の高さ
• diameter_crown=* - 樹冠部の直径
• name=* - 名前を持つ毎木に対して使います。これらの樹木の名称は通常、歴史的であったり、伝統的であったり、特別なイベントの記念につけられた名称であったりします(> 記念樹)。 name=* 用の通常のルールが適用されます。このタグは種を表現する目的で使うべきではありません。
• leaf_cycle=deciduous/evergreen/semi_deciduous/semi_evergreen - 葉の季節変化を表します。（deciduous=落葉樹/evergreen=常緑樹/semi_deciduous=半落葉樹/semi_evergreen=半常緑樹）

特徴を示すための denotation サブタグ

木の由来や特徴を表現するために役立つタグです。このタグを使うことにより、ランドマークとして使われる樹木をより目立たせたり、特徴の無い木を目立たなくしたり、時には全く描画しないようにしたりする地図表現を設定することが可能です。この利用法については、議論ページでより多くの提案がされています。 denotation タグは広く使われているようです。記念樹を表すには、 monument=yes を追加してください（historic=monument と比較して）。

並木 (Tree rows)

並木をマッピングする際は、 natural=tree_row を参照してください。（道路沿いの場合は、「街路樹」と呼ばれることもあります））。このアプローチは、詳細を記述するために、個別の木のマッピングと併用することができます。

桜の木の記述方法

日本において、桜の木の記述を行う場合のサンプルを以下に示します。 関連するTalk-ja ML

• ソメイヨシノ

natural  = tree
leaf_type     = broadleaved
genus    = Cerasus
genus:ja = サクラ属
species  = "Cerasus × yedoensis"
species:ja = ソメイヨシノ

• ヤマザクラ

natural  = tree
leaf_type     = broadleaved
genus    = Cerasus
genus:ja = サクラ属
species  = "Cerasus jamasakura"
species:ja = ヤマザクラ