JA:Tag:power=line

power=line
説明
塔や柱で支えられた高圧送電線です。 
OSM Cartoでのレンダリング
グループ: 電力
適用できる要素
よく併用されるタグ
関連項目
状態:使用中

電力塔 power=tower で支えられた電力線です。3本のケーブルが1つの回路になっています(鉄道の電力線と HVDC を除く)。それぞれの回路には運用する電圧 voltage=* のレベルがあります。1つの電力塔に接続されたすべての回路を1本のウェイで描いてください。50kV以上の電力線は power=line です。これよりも低い電圧のものには、 power=minor_line と電柱 power=pole を使用してください。地下の電力線には location=underground をつけた power=cable を使用してくださいname=* は電力線の名称や線の番号に使用してください(電力塔に示されています)。

電力塔には番号と名称があります。塔の番号は基点から終点に向けて増加します。一連の名称や番号は電力塔に示されており、各塔で同じです。これらは power=line のものであり、ウェイ自身にタグ付けしてください。追跡した場合は source=survey を使用してください。電柱は power=minor_line のみを支持します。電力塔がpower=minor_line を支持することもあります。

マッピング方法

ウェイを描いて power=line を追加してください。送電線を支える塔は power=tower を使ってマッピングできます。電力線には2本の線が互いに交差しない限り layer=* でタグ付けする必要はありません。

電力線を power=substation の中にある power=portal に、接続したノードに power=insulator を使って接続することができます。
power=terminal も専用の電力塔やポータルがない建物における、電力線の端点を支持するための接続に使います。

タグ付け

電力線について、追加の詳細な情報を追加することができます。

  • wires=* ケーブルあたりのワイヤー(電線)の数。
  • cables=* 送電線を構成するケーブル(ワイヤーの束)の数。
  • circuits=* 電気回路の数(論理的なケーブルの束)の数を表します。物理的なケーブルの数が不明なとき(地下でケーブルが接続しているときなど)や、回路の数がケーブル数を3(または線のフェーズの数)で割った数と異なる場合に使われることがあります。
キー コメント 推奨
powerline電力線であり、ふつうは としてマッピングされる必須
voltage<運用電圧>電力線が運用される際の電圧推奨
operator<電力線の管理者>この電力線の区間を運用している会社の名称推奨
cables<ケーブル数>この電力線の区間における位相が異なる導線の数推奨
circuits<回路数>この電力線の区間における独立した電気回路の数推奨
wires<導線あたりのワイヤ数>電力線の導線を構成するワイヤー(電線)の数任意
frequency<周波数>電力線が運用されている周波数(ヘルツ単位)任意
name<名称>この電力線の区間の名称任意
ref<番号>この電力線区間の番号任意

電力線は絶縁されていないため、その他の物と接触を避けるために上空だけに位置しています。

電線

「電線」は3相の電力線の1相分の電線の数を表します。高圧になるほど電線数が増える可能性が高いです。取りうる値は、 single, double, triple, quad .. です。(User:Nahainec/PowerLine の表より)

写真 タグ 写真 タグ
1wires=single5wires=fivefold
2wires=double6wires=sixfold
3wires=triple8wires=eightfold
4wires=quad

画像/説明タグMapnik
電力塔と電力線
power=line
wires=double
cables=6
circuits=2
operator=(operator-name)
voltage=380000

サービス

電力線は標準の Mapnik 表示でレンダリングされるのに加え、以下のサービスでも利用されます。

  • Maperitive power line rule set は電力線、ケーブル、変電所を Maperitive でレンダリングするためのものです。

関連項目

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